その全貌が明らかになった坂本龍一8年ぶりのオリジナルアルバム『async』。
みなさんはどのようにお聴きになりましたか?

ここではワタリウム美術館で開催中の『Ryuichi Sakamoto | async』展に来場された方々がアルバムについての思いを綴った「解読」と坂本龍一本人の言葉を残していく「返信」を更新していきます。

また、引き続き『async』発売前に公開していました 坂本龍一の足跡を辿る「予習」、多くの皆さんとニューアルバムを予測した「予想」もお楽しみください。

予想 大竹伸朗


「無作為匿名残響音楽・・・そこに在る音漂波」




大竹伸朗(おおたけ しんろう)
美術家。
80年代初頭より国内外で作品発表を開始。近年では2012年:ドクメンタ(13)(カッセル)、2013年:第55回ヴェネチア・ヴィエンナーレ(ヴェネチア)、2014年:ヨコハマトリエンナーレ(横浜)、瀬戸内国際芸術祭2016に参加。画集、著作に「全景1955-2006」(グラムブックス 2007年)、「既にそこにあるもの」(ちくま文庫 2005年)、「ビ」(新潮社 2013年)絵本には「ジャリおじさん」(福音館 1994年)がある。